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菜種梅雨 と 催花雨 の季節
こんにちわ ♡💙💙💙♡ ♡💙💙💙♡
横浜&川崎を中心に外構とお庭のデザイン&施工の会社(有)新建エクスプランニングの渡部です。
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こんにちわ、今日から4月1日ですね♪
私が暮らす、高尾のソメイヨシノはチラホラと散り始めましたが満開で美しい状態が長く続き、今年は長期間花を楽しめた春となりました。
3月下旬から4月上旬にかけて、菜の花(別名 菜種)の咲く時期に連日降り続く、寒々とした小雨が降り続く雨のことを『菜種梅雨』と言いますが、「寒々」という言葉が付いているので、春が近付いているのに、肌寒い様子…、『花冷え』の意味にも近しいような…そんな雨という事の様ですね。
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『菜種梅雨』という文字の響きだけをみると、菜の花の甘い~香りが漂ってきそうな素敵な名前ですが、なかなかどうして、春の雨は活発な前線を伴う事が多いので、『嵐』の様な雨だったりしますよね・・・。
喘息もちのワタクシとしては悩ましい季節の始まりなので、花咲く春は好きなのですが、体調的には微妙です(笑)。
喘息の人は体調管理につとめましょう!自律神経が乱れやすい季節ですので、そうでない方も!体調管理!をお気を付けください。
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それで…、、、春の雨と言えば真っ先に浮かぶ雨は『春雨』ですが、春雨(はるさめ)は、このころ『菜種梅雨』に降る「優しい雨」のことを言う場合が多いようです。
でも、何故この時期に雨が降るでしょうか?
この季節は高気圧が北よりになると、日本の南岸沿いに前線が停滞します。
この停滞した前線によって、関東以西では、梅雨時のような雨が降るのです。
ちょうど時期として、
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菜の花をはじめ色々な花を催す(咲かせる)という意味で、「催花雨(さいかう)」という別名もあります。
「催花雨(さいかう)」または同じ発音の「菜花雨(さいかう)」(菜種の花の雨)から「菜種梅雨」になったという説もある様ですが、いずれにせよ多くの芽吹きを促す「スイッチ」となる雨なんですね!
菜の花をはじめとするこの季節の植物にとっては、菜種梅雨は、成長に欠かせない恵みの雨となるため、うららかな春本番を促してくれる雨に間違いありません。
春から夏にかけては、植物にとって成長を促す大切な雨となることから、この季節の雨に植物の名前が付いているものが多いですね…。
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「菜種梅雨」の季節が終わり、5月初旬は「たけのこ梅雨」。そして、5月中旬からは「卯の花くたし」その後、梅の実の熟す頃、本格的な「梅雨」がやってきます。
雨で季節の移り変わりを感じてみるのも風情があって素敵ですね♪
全体の印象としては生命の息吹を感じる様な、植物が成長するパワーや、力強い勢いがよみとれます。
うららかな春…。桜咲く春…。
「雨」に「春」の一文字が加わるだけで、暖かさや明るさ、清々しさなどまるで違った言葉となりますね。
言葉響きとは本当に不思議です。雨は美しいです。
今日も素敵な1日を♪
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May the seasons you spend (together) add colors to your life.
これから共に歩む季節があなたの人生に彩りを与えますように。
素敵なGARDENライフを★
GARDEN&エクステリアデザイン―新建エクスプランニング―Chinatau Watabe
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