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ついついガン見してしまう『〇〇』のお話♪

2023/02/02

こんにちわ ♡💙💙💙♡ ♡💙💙💙♡

横浜&川崎を中心に外構とお庭のデザイン&施工の会社(有)新建エクスプランニングの渡部です。

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今日は街歩きをしている時、舗道や壁の仕上がりやでついついガン見してしまう『目地』のお話です。

外構工事で『目地』というと素材と素材の間にはいる『隙間』だったり、ブロック積やレンガ積などの『継ぎ目』だったり、あるいはタイルとタイルの『継ぎ目』を指したりもしますが、時として土間コンクリートのスリット部分を植物で仕上げる事を『タマリュウ目地』と言ったりもします。

これらの目地は、外構工事にとって構造上なくてはならないものだったりしますが、この隙間つまり…、『目地』がデザイン要素としてとても重要な役目も担ってくれるんです。
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写真は下田の街で見かけた私が美しいと感じた石畳です。

自然素材を基本として構成されている石畳ですが、色のトーンが同じだからか?石の形もまちまちなのにとても統一感のある美しい舗道に見えます。

目地をみるとかなり太いのですが(笑)。
緩やかなカーブにあわせて1つ1つの石のピースの形を変えて、アールしているあたり、ただただ凄いと思います。
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きっと時代時代で、様々な職人の手が加えられているのだと思うのですが、美しいですよね?

この舗道の先には新しくコンクリート舗装されて部分がありました。

前の写真の舗道とは使用されている素材が違うものの、構成されている色調が同じだからか、コンクリート舗装でも街の風景に溶け込んでいます。


『目地』にタマリュウの緑のアクセントや、那智黒砂利で細い砂利目地で縁取っているあたり、とってもCOOLな仕上がりです。
デザイナーのセンスの良さを感じずにはいられません。
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下の写真をご覧ください💛

直線×直線の目地だってここまでストイックに仕上げてくれるとカッコイイと思いませんか?

下の写真はとあるお寺の明治以前に作られた石貼りと、令和になって改修されたコンクリート舗装です。なんと、石張りではありません!!!

明治以前につくられた石畳

令和につくられた、石張り風舗道

コンクリート舗装、ハケ引き仕上げです♪

引きで見ても、上品かつお寺の荘厳さを損なっていない仕上がりに見えます。

歴史ある建造物とコンクリート舗装

目地は面木で抑えて作られています!『目から鱗』みないな、いい意味でショックでした。

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なん百年も歴史のある古いお寺でも、現代的な素材を用いてもデザインに拘れば違和感なく美しく仕上がるんですね。
『素材』ではなくて、目地が生み出すCOOLなデザインです。

モノ造りに携わる者として、結果として残るのは『構造物』なのですが、せっかく造る『構造物』を家や街を『活かす構造物』にするか、『単なる構造物』にするかは、私たちプランナーや職人たちの意識が大きく左右すると思います。

言い換えれば、美しいものを作り出すには『美しいビジョン』がとても必要だと感じています。

『美しいビジョン』があればこそ、美しい仕事という結果がついてくるのかな?私も、人から『美しい』と言われる仕事を残していきたいな。
誠心誠意、心して美しいものを作らなければ!と気持ちを新たにしました。

今日も素敵な1日を!

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May the seasons you spend (together) add colors to your life.
これから共に歩む季節があなたの人生に彩りを与えますように。

素敵なGARDENライフを★

GARDEN&エクステリアデザイン―新建エクスプランニング―Chinatau Watabe

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