防草シートのおはなし…
こんにちわ ♡💙💙💙♡ ♡💙💙💙♡
横浜&川崎を中心に外構とお庭のデザイン&施工の会社(有)新建エクスプランニングの渡部です。
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いよいよ今日は啓蟄ですね♪
寒さが緩んで春の陽気になってきて…春を感じた虫や、冬眠していた生き物たちが続々と動き出てきます♪
春の花は順番に咲き出しますし、鳥は温かさに誘われて、囀りだし、虫たちが動きだしてきます♪
ウチの庭にやってくる野鳥のシジュウカラやヤマガラも、なんだかソワソワ、嬉しそうに春めいた歌声を聞かせてくれます。
日本で越冬しした冬鳥たちもそろそろ北へと旅立ってゆきます。
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さて、最近、ワタクシは似たような質問というか‥‥デジャビュか!?っていうご質問をいただいております(笑)
それは何か?と申しますと、「高耐久防草シートの性能」についての質問なんです。
「高耐久防草シート」と言えば、この業界であれば知らない人はいないでしょう~!?米国デュポン社が開発した防草シート『ザバーン350G』ですね。
ネットで検索すると、口コミサイトでも上位に挙がってくる、有名で、とても優秀な防草シートです。
20代の頃、公共工事がメインの大型の公園工事や大型のショッピングモールの開発事業や土木工事の法面、高速道路の暴露環境下の植栽工事等に【ザバーン350G】を頻繁に使用しておりました。
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最強クラスの防草シートと言えば【ザバーン350G】ですが、直接紫外線が当たる環境下や、竹や笹、ススキやカヤが繁茂する環境下では「これしかない!」と言える品質が確保できる素材です。
また、【ザバーン240G】以上のシートであれば、重機が乗っても破れない!ので、大型の開発工事や、使用頻度の高い砂利敷の駐車場工事には欠かせない素材でもあります。
下記はザバーンの仕様一覧表です。それぞれの製品特徴をわかりやすくしてありますので、ザバーンをご検討の方にはこちらを用いてそれぞれの仕様の特徴を説明しています。
表を見ると暴露環境火下での耐用年数をみれば【ザバーン350G】の耐用年数の長さは群を抜いています。ダントツ!ですね!
でも…良くご覧ください!「砂利下」の項目部分を!防草シートの仕様&厚さに関係なく【半永久】の文字を。
その場合の「砂利下」は紫外線が直接当たらない環境の場合となるので厚さ50㎜が確保されている場合を指していますが、逆に言えばそれぞれの性能に見合った使われ方をしてさえいれば「半永久的に」防草シートの効力は続くという意味を表しています。
だからと言うか、【ザバーン350G】が「高耐久防草シート」である事は経験上間違いないことなんですが、弊社の様な戸建て住宅の外構工事では【ザバーン350G】の使用頻度は多くは無いのです。
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主な理由としては、特殊な植生または暴露環境下に耐える素材ですから、シート自体に強度があります。
強い強度があるぶんシートが硬く、柔軟性に欠けてしまう側面があるのです。
もちろん、敷設する砂利の比重にも左右されますが、硬い防草シートには砂利が地盤に沈みにくいため、地盤に馴染まず砂利が流動的になる事が多いのです。
砂利が流動的になるという事は、常にシート上の砂利が動き、歩きにくさという状態が生じてしまう場合があるのです。
「高耐久」というだけで防草シートを選んでしまうのはお控え下さいね。「高耐久=ベストな選択」という事ではない場合もあるんですよ~!?
使用する用途用途で、適切な厚みと現状の地盤環境で必要な厚みが違うんですよ~ってお話でした♡
今日も素敵な1日を!
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May the seasons you spend (together) add colors to your life.
これから共に歩む季節があなたの人生に彩りを与えますように。
素敵なGARDENライフを★
GARDEN&エクステリアデザイン―新建エクスプランニング―Chinatau Watabe
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