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イイジマムシクイの世界旅

2023/04/14

こんにちわ ♡💙💙💙♡ ♡💙💙💙♡

横浜&川崎を中心に外構とお庭のデザイン&施工の会社(有)新建エクスプランニングの渡部です。

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こんにちわ。新建エクスプランニングの渡部です。

今年もこの季節がやってきました💙みなさまは「何?」とお思いでしょうね(笑)

それは・・・・『夏鳥』ですよ♪💙

冬の間それぞれの越冬地で冬を過ごした『鳥』たちが、この季節になると続々と『繁殖地』に向かってきます。それぞれの旅の目的地に向かって…ね!

ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、ワタクシは、バードウォッチングが趣味なのでして。
この季節には毎年『イイジマムシクイ』という小鳥が、静岡県南伊豆町にやってくるのを、夫とふたりで心待ちにしているのです。

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『イイジマムシクイ』(飯島虫喰、Phylloscopus ijimae)は、スズメ目ムシクイ科ムシクイ属に分類される鳥類で、全長11.5センチメートルの小さな小鳥です。

Phylloscopus ijimae
Phylloscopus ijimae

東京都伊豆諸島と鹿児島県トカラ列島の一部の島嶼だけで繁殖し、環境省のレッドデータブックおよび国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧 II 類に指定されている日本固有種です。

国外での記録は1947年のルソン島での捕獲されたことがありますが、正確な越冬地は未だ不明な鳥なのでして…。
推定個体数3000羽程度の鳥ですので、悪条件が重なれば一気に「絶滅」してしまう可能性が高い鳥なのです。

Phylloscopus ijimae

イイジマムシクイはこの数十年、それぞれの繁殖地とも減少傾向にありますが、越冬地の環境悪化が原因の一つして考えられておりますが、主たる繁殖地である三宅島の火山の噴火も重なり、繁殖地も越冬地も調査・研究はあまり実施されておらず、渡り経路や越冬地の位置は推測の域を出ていない状況です。

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けれども、4月は上旬は日本国内の、特に南西諸島から本州中部までの太平洋沿岸部を、イイジマムシクイが通過していることは確実なのです。なぜならば、渡部家が毎年調査し、毎年確認をしているからです。

東南アジアからココに来て…
ここから、再度海を越える

つまり、繁殖地以外で「イイジマムシクイ」が確認できる数少ない場所が「南伊豆」であり、ベストタイミングが4月上旬なんです。

見られる場所は照葉樹林の中であることが多いので、正直、その姿と捉える事はかなり難しいのです(笑!)。15年近くこの地に通っているワタクシたちでも、囀りまたは地鳴きで確認することが殆どです。

さえずりは割合特徴的なもので…「シシシシシシシ」と比較的分かりやすいのですが、その地鳴きはか細い高音域の「ヒィ-」なので、他種と間違えやすい声を発します。

加えて、ロードセンサスという方法で調査をしているのですが、「歩行」ではなく「車を走行」しながらとなりますので、「ヒィ-」は車の走行音に紛れやすいのです。
しかも、かなりの高音域なので、ワタクシ達の老人力がUPしたら近い将来、この調査は出来なくなりますので、耳が大丈夫なうちに頑張れる間はこの調査を続けていこうと考えています。

小鳥は夜、海を越えます

このイイジマムシクイの渡り経路を、微力ながら「解明して行きたい」いうのが、ワタクシ達のライフワークの1つになのです。

旅する彼らの『旅の無事』を祈る事しか私には出来ませんが、どうか、どうか、それぞれの目的地に、元気に辿り着く事が出来ます様に切に祈ります💙

今日も素敵な1日を!

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May the seasons you spend (together) add colors to your life.
これから共に歩む季節があなたの人生に彩りを与えますように。

素敵なGARDENライフを★

GARDEN&エクステリアデザイン―新建エクスプランニング―Chinatau Watabe

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