竹はどうですか?
こんにちは、新建エクスプランニング林です。
お庭に竹を植えているお宅はたまに見かけます。
よく見るのは黒竹ですね。
確かに、黒い色がシックでスマートでカッコいいです。
今どきのモダンな住宅の外観には似合っていると思います。
ただ、竹は根の始末が大変です。地下でグイグイと伸びて行ってほしくない方向へと育って行ってしまう事が多々あります。自分の敷地内ならばいいですが、よその敷地へと育ってしまったら困りものです。根をコンクリートで囲ったりすることもありますが、なかなか大変です。
もし、お庭に竹を植えたいなと思うのならば、鉢で植える事をおススメします。
モダンな鉢にすっとした竹が植わっているのもカッコイイですよね。
ところで、先日、子供達と実家でたき火をしたという投稿をしましたが、
剪定した枝をたき火にするついでに伸びてきていて邪魔だった畑わきの竹も一緒にたき火へ。
!!注意!!
竹はたき火に入れたらいけませんよ!!!
そう・・・実は竹はたき火に入れたらいけないのです。
本当は、大人たちは知っていたのですが、敷地内で、子供は飽きてたき火のそばにいなかったことと、以前、ちょっと目を離したときに勝手にそばの竹を入れようとしていたことがあったからです。
なので、実際に竹が燃えるとどうなるかを体験させようと思いまして・・・
しかし、なぜ、竹は薪のように火に入れてはいけないのでしょうか。
まず、第一に竹は火の中に入れると破裂するからです。
バクチクって知っていますか?
中国などでお祭りの日にバンバンッ!と鳴らしているやつです。
漢字で書くと『爆竹』
その昔、中国での伝説では火にくべていた竹の破裂する音にビックリした怪物を山に追いやったことから今でも中国では魔除けとして考えられています。今は竹を燃やすのではなく、火薬を用いて音を出しているそうです。
ただ、何も知らない子供達、燃えて破裂するたびにビックリ!「近づかないように」と声を掛けていましたが、音にビクビクして近づく事はありませんでした(-.-)
そして、第二に竹はよく燃えます。
竹に含まれる油分は非常によく燃えます。燃えすぎるぐらい一気に燃えます。なので、バラバラに割いた竹をたき火の火種として使うには向いていると思います。
なので、たき火に竹ばかり入れてしまうと一気に火の勢いが上がり・・・爆発し・・・と大変な事になってしまうのです。
もしも、キャンプやお庭でバーベキューなどをしようとする時は、近くに竹があってもそのまま火の中に入れてはいけません。
タテに割り、火種として薪に火をつける間に使ったり、火が弱くなってきた時に、火の威力をあげたい時などに利用するのが良いでしょう。
家のそばやキャンプをしているそばにあったとしても使い方を考えて使ってください。
日本では昔から竹を色々と加工して使い、食べて、と身近に利用してきた植物です。
今では日本っぽい、アジアっぽい植物として、外国の方にも人気があるそうです。
みなさんのお庭にちょっと取り入れてみるのはいかがですか?
・・でも、火に入れたら大変ですよ(笑)