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冬に行う観葉植物の寄せ植え

2018/02/05

◆ 冬に行う観葉植物の寄せ植えのポイントをまとめましょう ◆

前回、寄せ植え紹介の時に冬に観葉植物の植え替えはお勧めしませんと書きました。

ではなぜ、冬に観葉植物の寄せ植えをしない方がいいのでしょうかまずは、ここでいう観葉植物というのは葉を観賞する植物というほかに、主に熱帯・亜熱帯地方の常緑植物の植物たちをさします。

その上で、冬に行う寄せ植えの注意点を上げましょう。

≪根を傷つけない≫******************************************************

 

 

 

 

 

まず第一に植物の根を傷つけないようにしましょう

普段の寄せ植えならば植えつけた後に根がしっかり張る様に根鉢を崩して植えます。場合によっては、ほぐした根を水で洗ったりします。

しかし、冬に行う観葉植物の寄せ植えはこれをしてはいけません。植物たちの冬支度★3でも触れましたが、観葉植物たちは冬を知らない地域の出身で、寒さに対する対応ができません。そんな植物たちがビックリしてしまうほど寒い時期に余計な刺激は与えない方がいいのです。その余計な刺激は植物たちを弱らせ、結果枯らしてしまうのです。

では、根を傷つけずに植えるにはどうすればいいのでしょうか。

それは市販されているポットから出して根鉢を崩さず、そのまま鉢に植えることです。

植物によっては土ではなく、スポンジみたいのに根が絡まっていて、それが土の中にあるだけのものもあるかもしれません。(私も何度か見た事があります)そういった場合はそのスポンジの塊をそのまま植えます。そこから根を外してはいけません。

寄せ植えをしたい鉢に土を入れたら、植物たちの根鉢を崩さず土の上に置きます。自分が良いと思う配置に植物が置けたら、その周りに土を入れていきます。

普通の寄せ植えならばここで割りばしなどの細長い棒でつついて土を隙間にどんどん入れていくのですが、今回はそれをすると根が傷ついてしまう可能性があります。

あくまでも優しく、根にお布団をかけてあげる様に土を被せ、優しく上からギュとしてあげます。

根と根の間の部分は指で上からグイッと押し、へこんだら土を足し、それを繰り返します。そして、全体に土が入ったら、植物のバランスを整え、寄せ植えの植え込みは完了です。

 

≪水あげに気を付けて≫******************************************************

 

 

 

 

 

 

 

 

外に置く寄せ植えや暖かい季節に寄せ植えた観葉植物などは、作り終わったら鉢底から水があふれるくらい上から水をあげ、その後もきちんと定期的に水をあげていきます。しかし、この季節の観葉植物に関してはそのような事は避けた方がいいでしょう。

寄せ植えを作り終えた後、同様に上から水をたっぷりあげます。

しかし、可能ならばこれは昼間のうちにやりましょう。夜間は家の中とはいえ、気温が下がります。

日頃の水やりと同様、昼間の暖かい内に水はあげて下さい。

(これは外に置く寄せ植えも同様ですね。冬の寒い季節の水あげは昼間の暖かい時間に行いましょう)

しかし、その後、定期的に水をあげるという事はしません。通常の観葉植物は冬はあまり水をあげません。

確かに、冬でも適度な水やりは必要です。ただし、与えすぎには注意しなければなりません。【過ぎたるは及ばざるがごとし】です。人だって寒い季節に氷水をグイグイ飲まされたらおなか痛くなったり体調を崩してしまいますよね。

一番大切なのは、管理する観葉植物の状態を目で見て確認することです。

土の表面が乾燥してきたり、葉っぱがシワシワになって元気がなくなってきたりするので、水やりのタイミングがわかります。こまめに確認し、自分の目で判断し、経験を積みましょう。
葉っぱの表面や裏側に、霧吹きするのもおすすめです。

そして、根鉢を崩さずに植えた寄せ植えは室内が乾燥していることが多いので、土の部分は乾いているように見えても根本は未だ湿っているという事が考えられます。水をあげるタイミングを見測るには植物の根本まできちんとチェックしましょう。

 

≪置き場所に気を付けて≫******************************************************

冬場、あなたは観葉植物をどこに置いていますか。置き場所はとても大切です。

南や東側など暖かい日差しが当たる窓際に置いてください。北や玄関は外気が入ってしまうので置き場所に不向きです。冷え込む場所には観葉植物を置かないようにしましょう。

ただし、窓際は夜間は気温がぐっと下がります。

 

もし、出来るのならば昼間は暖かい日差しの当たる窓際、夜間は家の中であまり気温が変わりにくい家の中心に置いてあげるとよいです。

また、床暖房や暖房器具のある近くもあまりよくありません。
暖かい風が直接当たる場所は、観葉植物から水分がなくなってしまいます。葉っぱが枯れやすくなるので気をつけてくださいね。(特にシダの仲間は)暖かい部屋に置く際は、乾燥に気をつけて世話していきましょう。

 

このように昼夜と移動させる~、乾燥には気を付けて~なんて考えるとちょっと大変そうに感じられるかもしれません。しかし、朝、出かける前には窓際に、帰ってきたら窓際ではなく、よく見える場所に移動させて植物のある生活を楽しむと考えればなんだかできるような気がしませんか。

この季節、どんなに外に素敵な寄せ植えを作っても外は寒いですし、それを見て楽しむというのはお仕事や学校でお家に昼間いられない方には難しいと思います。

しかし、室内で楽しむ観葉植物ならば、暖かいお部屋の中で植物のある、緑の癒される空間を楽しむことが出来ます。

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