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いま、再び、『考えるキッカケ』の大切な時間

2020/07/08

 


こんにちわ♡💙💙💙♡ ♡💙💙💙♡

座間、厚木、海老名を中心に外構とお庭のデザイン&施工の会社(有)新建エクスプランニングの渡部です。

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とある朝、夫が「ねぇ、カミュの『ペスト』持ってる?」って忙しく身支度を整えてる私に声をかけてきた。

 

 

 

 

 

 

 

「カミュ?は何冊か持っているけど、本は引っ越しの時にほとんど捨てちゃったから、多分無いと思う。でも、なんで?」

「コロナの影響で、いま、再び、が再注目されているらしくて、僕も読もうかなって」

「ふーん」と言いながら、ググってみると確かに中古本も在庫本も完売しているようで、新型コロナウイルスの感染拡大が医療や経済に深刻な影響を及ぼしている昨今、フランスの作家・カミュが1947年に発表した小説『ペスト』が、全世界的に売れ、注目を集めていて、その人気の程が伺えた。

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上記の会話がなされた時には入手困難だったカミュの『ペスト』。
ブームが一段落した6月下旬にかくゆう私も『ポチッ』と、中古本を購入し、一気に読んでしまいました(笑)!

 

いま、再び、カミュの『ペスト』が世界的に人気となったのは、未知のウイルスの恐怖や日に日に悪化する社会情勢に否が応でも向き合わなければならない状況の中で、『ペスト』を始めとする文学作品から何かしらの考えるヒントを得たい──という方も多いのかな?そんなことを考えつつ…。

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『ペスト』(カミュ)

カミュの『ペスト』は、ペストの猛威に突如襲われた『アルジェリアのオラン市』を舞台に、外部と遮断され封鎖された孤立状態の中で生きる市民たちの闘いを描いた小説です。
本作はカミュのもっとも有名な作品のひとつであるとともに、カフカの『変身』に並ぶ不条理文学の代表作としても知られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍のもとに生きる私たちの情勢と重ね合わされ、全世界的に売れ行きを伸ばしている『ペスト』。本作がいまこれほど注目されているのは、ペストという感染症が蔓延していくまでの経緯が現在の世界情勢によく似ているのはもちろん、『病』に「不条理に翻弄される人々の姿を、カミュが非常にリアルな筆致で描いていることが大きな理由であるのは疑いようもありません。

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本作には、ペストと果敢に闘い続ける医師のリウーや、同じくペスト対策に奔走するタルー、違法に市を脱出する計画をとりやめ、彼らとともにペストと闘う決心を固めるランベールといっさまざまな人物が登場します。

中でも、強く読み手の心を掴むであろう人物のひとりが、小説家を志している下級官吏の『グラン』です。
グランは、仕事のかたわら誰に読まれることもない小説の序文を長いあいだ推敲し続けている小市民として描かれます。

彼は、ペストが猛威を振るう非常事態の中にあっても、文学的に無価値だと他人にみなされかねない自分の作品に誠実な愛情を注ぎ続けるとともに、役人としての自分の仕事にも淡々と向き合い続けます。
やがてグランは、ペストによる死者が増え機能不全に陥った街で、防疫対策の中心的な人物となっていきます。グランのその仕事ぶりを、カミュはこのように描写しています。

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『グランは保健隊を動かしていたもの静かな美徳の生きた体現者だった。
彼はいつものような善良さを以て、逡巡なく『はい』と答えた。
彼は自分にできる仕事があるなら、どんな雑用でも役に立ちたいと言った。』

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未曾有の事態の中で、自分の仕事やおこないが果たして社会的に意義のあるものなのか疑問を抱いていたり、何をしていても無力感に襲われてしまうという人は少なくない中で、自分だけが価値を知っているささやかな喜びと、すべき仕事を淡々とするという覚悟を両立させているグランの態度は、様々な形で大なり小なりストレスを感じている、心を少し軽くしてくれるような気がします。

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グランを始め、『ペスト』に登場する人物たちは皆、それぞれに違った態度や武器をもって未知の感染症と向き合い、闘います。

社会情勢や出口の見えない現状にうんざりし疲れ果ててしまっている人も、自分がこの状況にどのような態度で向き合い闘っていくべきかのヒントを、『ペスト』を読むことで得られるような気がしました。

 

 

 

 

 

 

今さらですが、過去の自分が恥ずかしくなりました。読んだつもりになっていたけど、ちゃんと、読んで(理解)はいなかったのだなぁって(笑)!!

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7月上旬、『東京都知事選挙』を終えた首都『東京』。

5月下旬には新規感染者が日に10人を下回る水準まで推移したが、6月中旬から増加傾向に入り、緊急事態宣言が発令された4月上旬の新規感染者数に届くかのように増加しています。

冷静に感染対策をしたりしながらも、どこかでまだ「自分はかからないはず」、あるいは「健康だから、かかっても軽症で済むはず」と思っている人も少なくないのが現状ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

グランのように“予期せぬ事態”が自分の身に突如降りかかったとき、自分ならばどのような姿勢でどのように対処するか──ということを、コロナ禍はもちろん、他の震災や台風といった自然災害のリスクにも常に晒されている私たちは、再び感染者が増加しているという事実を一度立ち止まって考えてみる必要がありそうです。

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死を含む最悪の可能性も含めてあらゆるリスクを想像し検討してみることは一見悲観的な行為のようですが、むしろ反対に、困難な状況下にあっても絶望せずに生き抜くための活路をそこに見出すことができるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

特に、感染が拡大し医療的・経済的な打撃が市民を襲ってもその現実を見ようとせず、具体的な補償に踏み切らない政府や、市民間に生まれる断絶や差別意識といった『ペスト』の描写は、まさにいまの社会に重ね合わせ、私に『考えるキッカケ』得る大切な時間となりました。。

今日も素敵な1日をお過ごしください。

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May the seasons you spend (together) add colors to your life.
これから共に歩む季節があなたの人生に彩りを与えますように。

素敵なGARDENライフを★

GARDEN&エクステリアデザイン―新建エクスプランニング―Chinatau Watabe

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